BLUE STRINGS  

   浜松の弦楽器工房 竹下楽器のギターなウクレレな日々

2017/05/25 (Thu) ウクレレベースというかミニベース! MBU414 ハワイアンコア

東京ハンドクラフトギターフェスのご来場、誠にありがとうございました!

今回の展示会ではアコギやウクレレだけでなく
初めてのウクレレベースを展示させていただきました。
興味を持って見てくださった方も多く、大変好評でした!
このベースをオーダーをいただいたお客様はななんと以前にもウスレレのご注文をいただき、
今回で2本目のオーダーになります。
本当にありがとうございます!

ウクレレベースといっても弦長はアコギ並みの長さがあり、
チューニングは普通のベース(E A D G)と同じになります。
ボディはウクレレ414の基本シェイプがそのまま大きくなったもので
薄めのタイプになります。
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アバロンのロゼット、サウンドホールの加工。
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ボディのセルバインディング。
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指板はフレットレスでメイプルを溝に接着します。
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ペグ穴の加工。
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ラッカーで塗装。
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お客様ご希望のMisiを取り付けします。
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Gotoh製 RES-O-Lite ペグです。
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超軽量のペグでヘッド落ちを解消します。
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弦はお客様のご希望でダダリオのETB92(.050 .065 .085 .105 )フラットワウンドです。
鉄弦に黒いナイロンが巻いてあり、滑らかな感触でしっかりした重低音が出ます。
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今回加工にかなり悩みましたが、ブリッジは弦交換がしやすいブリッジピンを使用したタイプにしました。
サドルの下にはピックアップが入っています。
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バックにはストラップピンを付けました。
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握りやすいグリップ。 ナット幅は40mm。
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薄くてとても抱えやすいボディになっています。
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弾いてみると生音も十分な音量があります。
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トップのブレイシングはオリジナルのパターンで、太い弦にも耐えられる強靭なトップになっています。


ラインで音を出してみると弦とフレットレスの影響もあってウッドベースような音がします。


新しいラインナップということでモデル名は MBU414 になります。
オーダーは基本のマホガニーのモデルで 21万円~(税別) になります。
もちろんフレットが付いた仕様も可能です。
一般的なベース弦が使用できますので
ウクレレベースの太いゴムの弦に不満を感じていらっしゃる方や
ベースは重くて大きいから運ぶのが大変!という方にはぜひおすすめしたいベースです。

全長840mm 幅260mm 厚み75mm で小ぶりなギターくらいの大きさになります。

■基本モデルのSPEC
 トップ マホガニー
 サイド&バック マホガニー もしくは アルダー
 ロゼット アバロン
 ネック マホガニー  
 ネック補強:トラスロッド(サウンドホール側に調整ナット)
 ジョイント位置 14フレット
 スケール 24.625インチ(625.475mm)
 ナット幅 40mm
 指板 インディアンローズウッド 400R
 フレット 19フレット仕様 フレットレス
 ブリッジ インディアンローズウッド
 ブリッジピン エボニー
 ペグ Gotoh GB350 
 ピックアップ アンダーサドル
 チューニング 4E 3A 2D 1G(標準のエレキベースと同じ)




http://www.bluestrings.co.jp

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2017/05/19 (Fri) Model 475 ツイステッド・カッタウェイ&ヒールレス仕様

今週末のTOKYOハンドクラフトギターフェスに向けて製作したギターの
Model 475のカッタウェイ&ヒールレス を紹介したいと思います。

工房を始める準備をしている時に、長さが2m以上ある大きなテーブル材の栃を入手しました。
部分的にとてもきれいなスポルテッドの模様と杢が出ていて一目惚れして購入したのですが
9年ほど経過して、いよいよ Model 475 として生まれ変わりました!

スポルテッドの水墨画を思わせるような独特のラインが全面に出ていて、とても美しいです。
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トップはアディロンダックレッドスプルースです。
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バインディングの接着。
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これはもう二度見してしまうくらい美しいです。(自画自賛)
自然の恵みに感謝(-人-)
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指板など音に影響の大きい重要な部分の接着には膠(にかわ)を使用しています。
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フレットはGOLD EVOです。従来のニッケルシルバーよりも少し硬く、長寿命で、色も高級感があります。
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塗装すると濡れたように木目が浮き上がってきて
… うっとりしてしまいます。
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ヘッドはエボニー。 
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ペグはSGS510のゴールド つまみもエボニー製です。
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指板はマダガスカルローズウッド。
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ツイステッドカッタウェイは475では始めての仕様です。
手のひらに当たる部分が緩和され、手を入れやすいようになっています。
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ブリッジもマダガスカルローズウッド。各弦オフセットサドルは無漂白牛骨。
ブリッジピンはエボニーで今回はラッカー塗装して艶ありになっています。
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ロゼットは天然の鉱物の色をそのままに、グラデーションになっています。
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ヒールレス仕様ですので、親指がより深い位置まで入れられます。
また13フレットまでカポをすることが可能です。
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ボディエンドの特徴的な木目。
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トップは長年研究をしているプレート型のブレイシングになっています。
これは従来のXブレイシングやラティスではない、オリジナルのブレイシングパターンで
低域やサスティンに特徴があります。
kIMG_7076.jpg




このギターは展示会で展示と販売をさせていただきますので
弾いてみたいという方は会場でぜひお声をかけて下さい。
音や弾きやすさを確かめていただきたいと思います。
何卒、よろしくお願い致します!




http://www.bluestrings.co.jp/guitar.htm
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http://handcraftguitar.jp/

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2017/04/04 (Tue) TOKYOハンドクラフトギターフェス2017


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TOKYOハンドクラフトギターフェス2017

入場料が無料になる招待状が少しあります。
郵送致しますので、ご希望のお客様はご連絡下さい!


■ 2017年 5月20日(土) / 5月21日(日)  
 東京都墨田区JR錦糸町駅前 すみだ産業会館 サンライズホール


昨年の様子はこんな感じでした
https://business.facebook.com/pg/handcraftguitar/photos/?tab=album&album_id=906568326144753


http://handcraftguitar.jp/

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2017/03/01 (Wed) Martin OOO-16 修理

福岡県の Yさま より マーティン OOO-16 をお預かりいたしました。

バインディングの剥がれを接着します。
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くびれの部分は剥がれやすい場所で、4箇所とも剥がれていました。
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塗料の欠けを埋めてなるべく痕跡を残さないように接着します。
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再び剥がれてこないように、かなり強力な接着剤で接着します。
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またポジションマークのところを触ると凸凹しているということで
こちらもキレイにします。
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もともと指板の研磨が少し荒いのと、ポジションを入れている接着剤が盛り上がっているようです。
凹んでいる部分は埋め、出っ張っている部分は削り落としてキレイにできました。
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またボディ内部をよく見ると、バックのブレイシングが剥がれていました。
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手の届きにくい場所ですが、なるべくキレイに一箇所ずつ接着していきます。
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またブリッジ弦穴に沿って割れができていましたので、
今回は埋めて様子を見ることにしました。
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ダメージを気にせず弾けるようになりました!
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ギターを受け取られたオーナーY さま よりあたたかいメールをいただきましたので
掲載させていただきます。


竹下楽器様

遅くなりましたが、お礼が申し上げたく、メールしました。
戻ってきたMartinは想像以上にきれいに修理されており、技術の高さに驚いています。
若い頃に買い逃したこの時期の00016をやっと手に入れましたが、手に入れた物の状態が悪く、半年以上そのままにしておくことになり、戻ってきたときは感無量ででした。
高価なギターではありませんが、私にとっては、これからの一生の友人になると思います。
本当にありがとうございました。

Yより



この度はご用命誠にありがとうございました!
ぜひまたお声かけて下さい!



ギターの修理・調整のご依頼、お待ちしております
http://www.bluestrings.co.jp/repair.html
マーティン修理の記事一覧
http://bluestrings.blog33.fc2.com/?q=martin

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2017/02/15 (Wed) Martin OOO-28EC ネックリセット ナット・フレット・サドル交換

いつもお世話になっている県内 Wさま から3本目のご依頼をいただきました。
いつもありがとうございます!
今回は マーティン OOO-28EC をお預かりいたしました。

まずは慎重にネックを外します。
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ボディにはダブテイルを調整していた紙が見えます。
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フレットを慎重に抜いていきます。
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指板上面の狂いを補正して研磨し、新しいフレットを打ち込みます。
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ストラップピンを外して埋めたいということでアバロンで埋めてみました。
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フレットをすり合わせして整形・研磨します。
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ペグを一旦外して、ブッシュを入れ直して、ギアにグリスを塗布します。
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ナットを無漂白牛骨で交換しました。
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新しいフレットもいい感じです。
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ジョイント周辺はネックリセットしたのかわからないぐらいの状態に仕上げることができました。
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こちら側もキレイになっています。
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サドルは各弦オフセットしたものに交換して以前よりも高くなりました。
kIMG_4675.jpg

フレットも交換できましたので指板の上がとても気持ちいいですね。
とても弾きやすく、少しこもっていた音もクリアに前に出てくるようになり
またきらびやかな音になりました!
kIMG_4677.jpg

ギターと再会したオーナーWさまには「弾きやすい!」と
今回の仕上がりにも大変満足いただきました。

いつもありがとうございます!
ぜひまたお声かけて下さい!



ギターの修理・調整のご依頼、お待ちしております
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