BLUE STRINGS  

   浜松の弦楽器工房 竹下楽器のギターなウクレレな日々

2017/05/31 (Wed) BLUE STRINGS Model 475 スポルテッド栃の動画

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2017/05/19 (Fri) Model 475 ツイステッド・カッタウェイ&ヒールレス仕様

今週末のTOKYOハンドクラフトギターフェスに向けて製作したギターの
Model 475のカッタウェイ&ヒールレス を紹介したいと思います。

工房を始める準備をしている時に、長さが2m以上ある大きなテーブル材の栃を入手しました。
部分的にとてもきれいなスポルテッドの模様と杢が出ていて一目惚れして購入したのですが
9年ほど経過して、いよいよ Model 475 として生まれ変わりました!

スポルテッドの水墨画を思わせるような独特のラインが全面に出ていて、とても美しいです。
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トップはアディロンダックレッドスプルースです。
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バインディングの接着。
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これはもう二度見してしまうくらい美しいです。(自画自賛)
自然の恵みに感謝(-人-)
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指板など音に影響の大きい重要な部分の接着には膠(にかわ)を使用しています。
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フレットはGOLD EVOです。従来のニッケルシルバーよりも少し硬く、長寿命で、色も高級感があります。
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塗装すると濡れたように木目が浮き上がってきて
… うっとりしてしまいます。
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ヘッドはエボニー。 
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ペグはSGS510のゴールド つまみもエボニー製です。
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指板はマダガスカルローズウッド。
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ツイステッドカッタウェイは475では始めての仕様です。
手のひらに当たる部分が緩和され、手を入れやすいようになっています。
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ブリッジもマダガスカルローズウッド。各弦オフセットサドルは無漂白牛骨。
ブリッジピンはエボニーで今回はラッカー塗装して艶ありになっています。
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ロゼットは天然の鉱物の色をそのままに、グラデーションになっています。
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ヒールレス仕様ですので、親指がより深い位置まで入れられます。
また13フレットまでカポをすることが可能です。
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ボディエンドの特徴的な木目。
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トップは長年研究をしているプレート型のブレイシングになっています。
これは従来のXブレイシングやラティスではない、オリジナルのブレイシングパターンで
低域やサスティンに特徴があります。
kIMG_7076.jpg






このギターは展示会で展示と販売をさせていただきますので
弾いてみたいという方は会場でぜひお声をかけて下さい。
音や弾きやすさを確かめていただきたいと思います。
何卒、よろしくお願い致します!




http://www.bluestrings.co.jp/guitar.htm
l
http://handcraftguitar.jp/



■追記このギターは東京阿佐ヶ谷のLAST GUITAR様で販売中です!
ぜひお店で現物をご覧下さい。
http://lastguitar.com/wp/?p=30724


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2016/07/24 (Sun) BLUE STRINGS ニューモデル 812 の完成!⑥

前回の記事の続きになります。

木地の加工を終え、塗装が完了できたら組み込みです。
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GOTOH製ペグの取り付けです。
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フレットはすり合わせをしてピカピカに磨き上げます。
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エボニーでブリッジを製作・接着し、サドルも加工します。
お客様ご希望のピックアップ L.R.BaggsのアンセムSLをセットします。
見た目に影響が少ないのがとても良いですね。
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調弦してバッチリ調整します。
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バックの内側にラベルを貼っていよいよ完成です!
モデル名は 812 としました。
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実はバックにも鉱石の装飾が入っています。
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エンド部分。
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サイドのホンジュラス・マホガニーもとてもキレイです。
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ヘッドの表はハカランダにしました。
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美しいエボニー指板。
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細身ながらも強い色彩を持つミネラルロゼット。
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レクタンギュラーブリッジはトラディショナルな趣があって
このボディシェイプともよくマッチしています。
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ピックガードはご希望の小さめなティアドロップ型で加工しました。
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完成したギターを受け取られたオーナー I さまより、嬉しいメールをいただきましたので
掲載させていただきます。

竹下様

お世話になります。

昨日は時間ができてからたっぷりと弾くことができました。
やぁ、一言で、すばらしい弾き心地でした。
Martin D18DCと比較してみました。その音の違いがよく分かりました。
BS 812は、音のバランスがとても良いです。特に中音域の出方が素晴らしいのは12フレットジョイント故のメリットでしょうか。
D18は、音は大きいですがまとまりにやや分が悪い感じでした。
BSも結構出音はありますね。

ボディの大きさ、抱えたときの納まり具合は、まさに最高にマッチしていて弾き易く、大感激です。
また、ピックアップのアンセムも、大変素晴らしい音色でびっくりしました。マグネティックタイプや一般的なピエゾタイプとも異なる
マイクで拾うような音で、とても満足しています。

本当に良いものをつくって頂いてありがとうございます。
大事に育てて、そして更に良いギターにしていきます。


I



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修理に引き続き、カスタムのオーダーまでいただき、感謝しております!
とても綺麗なギターができてとても嬉しかったです!
本当にありがとうございました!



※このモデルはBLUE STRINGS 初の12フレットジョイント・カッタウェイのモデルとして
ラインナップに追加させていただきます。
ご希望に合わせた製作が可能ですので、
このモデルにビビビっときた方からのオーダーをお待ちしております!


BLUE STRINGS のアコギのオーダーはこちら
http://www.bluestrings.co.jp/guitar.html

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2016/07/12 (Tue) BLUE STRINGS ニューモデル 812 の製作⑤

製作の続きです。

ホンジュラス・マホガニーのネックを加工していきます。
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エボニー指板を接着してフレットを打ち込む準備をします。
指板はお客様のご希望に合わせてナット幅45ミリになっています。
ブリッジ側の弦間も広めの58.7ミリですが、
ジョイント付近でも指板が広くなり過ぎない、弾きやすさを重視した指板幅になっています。
(マーティンOOOなど指板のハイポジション側が広すぎて弾きにくいというお客様も多いですね)
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フレットワイヤーはJescarです。
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慎重にフレットを打ち込んでいきます。
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ネックの加工、木地研磨を終え、
ボディとネックを合わせて仮にジョイントします。
いよいよギターらしくなりました。
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ネックのグリップの形状なども感触を確かめながら、全体をチェックします。
実際に持って構えてみると、とても抱えやすい形状とバランスです。
最終的な木地の調整をして塗装の準備に入ります。
s-kIMG_5901.jpg

塗装していきます。
s-kIMG_6254.jpg

続きます…




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2016/07/09 (Sat) BLUE STRINGS ニューモデル 812 の製作④

製作の記事の続きです。

エボニー指板材を加工します。
位置を決めてカットします。
指板のバインディングも同じ材から取ります。
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フレット溝を加工してバインディングも接着しました。
スケールはお客様のご希望に合わせ、ドレッドノートやOMと同じ25.34インチになっています。
(※マーティン社では25.4インチという表記をしますが、実際は25.34インチスケールになっています。)
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ボディはトップ・バック・サイドを接着して箱型にできました。
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ボディ全体を研磨していきます。
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ウッドバインディングを加工します。
ボディの形状にあらかじめ曲げておきます。
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ボディにバインディングが入る溝を加工して、
経年変化しても外れないようにしっかりと接着します。
s-kIMG_5244.jpg

更にボディを研磨します。
研磨が終わるといよいよ外形が完成し、図面で書いていた線が実体化され
製作者としては感動的な瞬間でもあります。
s-kIMG_5248.jpg

バインディングが入ると引き締まって見えます。
ボディはこれでほぼ完成となります。
s-kIMG_5247.jpg

続きます…




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