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BLUE STRINGS  

   浜松の弦楽器工房 竹下楽器のギターなウクレレな日々

2018/07/09 (Mon) 475の完成! #アコースティックギター #guitar

製作を進めていた 475 カスタムもいよいよ完成です!

加工途中の記事は以前の記事を御覧下さい。 → その1 その2

お客さまご希望のカラーリングでラッカー塗装できました。
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フレットのすり合わせと整形研磨バフ。
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ブリッジピンは弦穴へのはまり具合が微妙に異なりますので印をつけました。
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指板と同じマダガスカルローズで製作したブリッジをにかわで接着します。
サドルは無漂白牛骨で各弦オフセットした仕様で加工しました。
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杢も浮かび上がって青が映えるコンター部分、見た目のかっこよさもさることながら
肘の当たり具合がなめらかになり、とても弾きやすくなります。
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演奏者側に向いているサイドサウンドホール。
ヌケのいい音がプレイヤー側に出ます。
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ハイポジションの演奏に適したヒールレスとツイステッドカッタウェイ。
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マダガスカルローズ天神。
木目とゴールドのペグがマッチしてします。
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ペグはGOTOH製でギア比が 1:21 になっていて微細なチューニングがしやすくなっています。
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黒いトップだと移り変わっていくミネラルロゼットの色がさらに映えますね。
コンターのブルーともリンクしていて、とてもいい感じです。
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めちゃくちゃかっこいいギターができました!
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このギターを受け取られた akiramanさま より素敵なレヴューをいただきましたので掲載させていただきます。

今回プレイアビリティー重視でオーダーして良かったです。
まず、コンター加工は長時間弾いても疲れませんね。効果絶大です。
そして色合いが最高です。まさにBLUE STRINGSらしさを主張できたと思います。
ロゼッタとのカラーバランスも絶妙ではないでしょうか。
次にネックですが、クラシックギター寄りの台形と希望いたしました。
もっとガチガチの台形でも良かったのですが、
程よく そうちょうど親指が押さえるスペースが平べったくなっているので、
セーハ時でも押さえやすくて力が入りやすいです。
よくぞ成形していただいたという感嘆を上げました。
ナット幅も44mmと43mmは経験がありますが43.5mmは私の小さい手にとってちょうど良いです。
5フレット以上でも親指で6弦を押さえることができ、弾ける曲が増えそうです。
ツイステッドカッタウェイは前回同様その使い勝手の良さは承知済みでしたが、
なんといっても今回はヒールレスジョイント。
待望の13フレットにカポの曲が弾けるわけですが、そこでも威力を発揮してくれそうです。
最後にサイドサウンドホールです。
これはモニターとして良いのではないかと思いましたが、そもそもサウンドホールから良い音が出ているので、
サイドからどのくらいでているのか個別に計測してみようかなと思います。
プレイアビリティー以外の感想まで書きますと、かなり長くなるので、続きはブログでご紹介したいと思います。
2年近くかかりましたが、その出来映えと操作性に大満足です。
ちょうど仕事も忙しかったですし、歳を取ると待つのが苦でなくなるので待たされた感もありません。
これからは自分の手に馴染むまでひたすら弾き込むしかないですね。
その頃にはまた新たなリクエスト一杯のオーダーをすることになるでしょうね。
感動をありがとう。大事にします。


オーナーakiraman さまの ブログ→ https://bs-guitar-funnypage.blogspot.com/

またこの475を使ってソロギターの動画をアップして下さいました。
ギターの音もよくわかりますので、ぜひ御覧下さい!



今までNAMM出展などなどいろいろありまして、
僕のは後回しで良いですよー、なんて優しいお言葉に甘えて
本当にとっても長い間お待たせしてしまいました(汗)
また製作の期間中、そっとしておいてくださり、製作に集中できたこと、とっても感謝しております。
本当にありがとうございました!
ぜひこれからたくさん弾いていただければと思います!

今後とも、よろしくお願い致します!


こちらは記録用に撮っている動画ですので、こちらも御覧下さい。





BLUE STRINGS  アコースティックギター製作のご依頼、お待ちしております
http://www.bluestrings.co.jp/guitar.html

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2018/07/03 (Tue) 475カスタムの製作 その2

475の製作 の続きです。

以前の記事は こちら

指板の加工です。
指板材はマダガスカル・ローズウッド。
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フレット溝の加工。
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パーフリング、バインディングをしてサイドポジションマークの穴加工。
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サイドポジとパーフリングが連なったデザインになっています。
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ネックも加工が進んでいます。
ネックの補強にはカーボンファイバーロッドが2本入っています。
またセンターには両利きのトラスロッドが入っています。
s-IMG_8751 (2)

ヘッドの加工。
突板を接着してペグ穴を開けました。
指板にある筋がヘッドにつながっていく感じで接着してみました。
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鑿でサクッと切り込みを入れます。
ノミは越後三条の山弘。
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指板面を仕上げてフレットを準備します。
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ボディも進んでいきます。
サイドとバックができました。
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トップも接着してパーフリング・バインディングを接着します。
s-IMG_8749.jpg

サイドにサウンドホールを加工。
また右手の肘の当たる箇所にコンターを加工しました。
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ほぼ完成したボディです。
s-IMG_8754.jpg

後は塗装していよいよ完成です。
s-IMG_8769.jpg


続きます…



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2018/06/26 (Tue) 475カスタムの製作 その1

長い期間をかけて製作させていただいた 475 のご紹介です。

475はスケールが少し短く、抱えやすい小ぶりなボディのフラットトップです。

津軽在住のお客さまですが、
わざわざここ遠州浜松の工房まで足を運んでいただき、
475のカスタムオーダーをご注文下さいました。

以前にもBLUE STRINGSのアコギを持っておられ
今回はとってもスペシャルな仕様でオーダーをいただきました!
誠にありがとうございます!

ハイポジションのプレイアビリティを高める  ツイステッドカッタウェイ
ハイポジションで左手親指が押さえやすく、また13フレットまでカポができる  ヒールレス
右腕がボディのエッジに当たる部分をトリムする  コンター
演奏者が出ている音をよく聞こえるように  サイドサウンドホール
…と、特に弾きやすさに重点を置いた仕様を盛り込んだ475となります!


簡単ではありますが製作の様子を紹介していきます。
まずはバックのアフリカンマホガニーです。
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トップはシトカスプルースです。
オーダーいただく際にシトカスプルース、アフリカンマホガニーは基本の仕様ですのでアップチャージはありません。
もちろん、とてもキレイな材料を選別しております。
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サイドもバックと同じアフリカンマホガニーです。
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こちらも加工して行きます。
s-kIMG_5219.jpg

ネックも加工してきます。アフリカンマホガニーのワンピースネックです。
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ネックの荒加工。
s-kIMG_4498.jpg

トップのロゼットの加工。
s-kIMG_6357.jpg

ラピスラズリ、エメラルド、トルコ石などなど、天然の鉱石を使用したミネラルロゼット。
塗装するともっと色が出てきます。
s-kIMG_6384.jpg


続きます…



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2017/05/31 (Wed) BLUE STRINGS Model 475 スポルテッド栃の動画

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2017/05/19 (Fri) Model 475 ツイステッド・カッタウェイ&ヒールレス仕様

今週末のTOKYOハンドクラフトギターフェスに向けて製作したギターの
Model 475のカッタウェイ&ヒールレス を紹介したいと思います。

工房を始める準備をしている時に、長さが2m以上ある大きなテーブル材の栃を入手しました。
部分的にとてもきれいなスポルテッドの模様と杢が出ていて一目惚れして購入したのですが
9年ほど経過して、いよいよ Model 475 として生まれ変わりました!

スポルテッドの水墨画を思わせるような独特のラインが全面に出ていて、とても美しいです。
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トップはアディロンダックレッドスプルースです。
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バインディングの接着。
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これはもう二度見してしまうくらい美しいです。(自画自賛)
自然の恵みに感謝(-人-)
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指板など音に影響の大きい重要な部分の接着には膠(にかわ)を使用しています。
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フレットはGOLD EVOです。従来のニッケルシルバーよりも少し硬く、長寿命で、色も高級感があります。
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塗装すると濡れたように木目が浮き上がってきて
… うっとりしてしまいます。
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ヘッドはエボニー。 
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ペグはSGS510のゴールド つまみもエボニー製です。
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指板はマダガスカルローズウッド。
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ツイステッドカッタウェイは475では始めての仕様です。
手のひらに当たる部分が緩和され、手を入れやすいようになっています。
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ブリッジもマダガスカルローズウッド。各弦オフセットサドルは無漂白牛骨。
ブリッジピンはエボニーで今回はラッカー塗装して艶ありになっています。
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ロゼットは天然の鉱物の色をそのままに、グラデーションになっています。
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ヒールレス仕様ですので、親指がより深い位置まで入れられます。
また13フレットまでカポをすることが可能です。
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ボディエンドの特徴的な木目。
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トップは長年研究をしているプレート型のブレイシングになっています。
これは従来のXブレイシングやラティスではない、オリジナルのブレイシングパターンで
低域やサスティンに特徴があります。
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このギターは展示会で展示と販売をさせていただきますので
弾いてみたいという方は会場でぜひお声をかけて下さい。
音や弾きやすさを確かめていただきたいと思います。
何卒、よろしくお願い致します!




http://www.bluestrings.co.jp/guitar.htm
l
http://handcraftguitar.jp/



■追記このギターは東京阿佐ヶ谷のLAST GUITAR様で販売中です!
ぜひお店で現物をご覧下さい。
http://lastguitar.com/wp/?p=30724


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