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BLUE STRINGS  

   浜松の弦楽器工房 竹下楽器のギターなウクレレな日々

2020/05/27 (Wed) Fender ストラトキャスター フレット交換(1964) #ギター修理 #fender

豊橋市の Sさま より 1964年製のストラトキャスター をお預かりしました。

言わずもがなのエレキの王道、超人気の今や超高額ギターですね。
ドキドキしますね。
深呼吸しながら一つ一つ作業を進めていきます。
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オリジナルのフレットですが、
すり減って音が詰まってしまいますのですべて交換します。
指板は美しいハカランダで、よーく見るとエキゾチックな木目が見えます。
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ナットもオリジナルですが、こちらもフレット交換に伴い、交換となります。
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ネックとボディのジョイントを外して作業を進めます。
6弦側のジョイント穴を利用して塗装用のジグに固定していたようです。
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・慎重にダメージが出ないようにフレットを抜いていきます。
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道具の手入れなどもしながら、時間を掛けてゆっくりと少しづつ。
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ナットも慎重に外します。
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指板は薄いタイプです。刻印がありますね。
ロッドのナットを外してわずかにグリスを塗布しておきます。
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いつもは指板修正研磨をするのですが
今回はそれはしないでオリジナルの状態を維持したまま交換します。
汚れを落とす程度にわずかに研磨し、新しいフレットを準備します。
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慎重にフレットを打ち込んでいきます。
新しいフレットはジェスカー製です。
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ナットを加工します。
ナット溝も指板上面と同じように曲面になっていますので
それに合わせて加工します。
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加工できました。
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フレットを軽くすり合わせして、整形・研磨・バフします。
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ほとんど指板にはダメージなく、フレット・ナットを交換できました。
美しいハカランダ指板はそのままに、ちゃんと使えるヴィンテージにできました!
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s-jIMG_2906.jpg
s-jIMG_2907.jpg

オーナー Sさまにはその仕上がりをとても満足いただけました!

この度はご用命、誠にありがとうございました!
ぜひまたお声かけて下さい!



ギターの修理・調整のご依頼について
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ネックリセットについて
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2020/05/11 (Mon) Martin OOO-28 (1993)修理・調整 #ギター修理 #マーティン修理

北海道の Yさまより マーティン OOO-28 をお預かりいたしました。
全体の状態をチェックして、必要な修理と調整をお申込みいただきました。

よく見るとバックのくびれ部分でバインディングが剥がれていました。
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反対側もうっすら隙間が見えていて、
指で押すと開いたり閉じたりする状態ですので、接着して修理します。
s-jIMG_2457.jpg

しっかりと接着しました。
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反対側もしっかりと接着しました。
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フレットはすり減っているのと
ハイポジションで浮きがちになっていますので、交換します。
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慎重に1本づつ抜いていきます。
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指板は順反りに沿っていますので修正研磨しました。
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フレットを打ち込み、軽くすり合わせ、整形・研磨・バフをします。
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とてもいい感じですね。
フレットはGoldEVOに交換しました。
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次はナットです。
s-jIMG_2451.jpg

こちらは無漂白牛骨で加工して交換しました。
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塗装の剥がれがブリッジ付近にありますので、タッチアップで修復します。
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指板のところにも数カ所、塗装が剥がれて浮いているところがあります。
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またピックアップを Highlander から L.R.Baggs Element VTC に交換します。
エンドピンジャックの穴周辺も塗装のタッチアップしながら
穴が大きすぎるので、それも修正します。
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タッチアップの塗装の研磨バフは
際の部分と狭い部分は極めて難しいのですが
時間を掛けてなんとかキレイにできました。
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指板の横も違和感ない仕上がりにできました。
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エンドピンジャックの穴も小さく、また塗装ダメージを修正しました。
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ピックアップのコントロール部分をサウンドホールにセットします。
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アンダーサドルピックアップもセットします。
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サドルは交換しました。
弦高を調整し、ピックアップの出力のチェックもします。
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各部のダメージを修正し、
とても弾きやすい状態に調整しました。
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ギターを受け取られたオーナー Yさまよりとても嬉しいメールをいただきましたので
掲載させていただきます。


竹下 様

連絡が遅くなりました。
000-28は5月1日に受け取りました。
GW中はギターを離すことができず、弾くことは楽しいことだと
再認識したところです。
まず、今回の修理目的の一つであったタッチアップの
仕上りの美しさに、大変感動しています。
また、ご提案いただいたGoldEVOが、音のみならず
私の000-28にはビジュアル的にもマッチしており大満足しています。
さらに、最も感動したことは、ナット、サドル、フレットの交換により
とても弾きやすく調整されていることに加え、低音弦がクリアに鳴るように
なったことで音色全体のバランスが良くなったように感じられることです。
所有するギターは末永く(子、孫の代まで)大切に使っていきたいので、
今後も、何かありましたら修理・調整くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
このたびは、本当にありがとうございました。

Y.T



この度は誠にありがとうございました!
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2020/03/16 (Mon) BLUE STRINGS 475カッタウェイの演奏♪

以前にカスタムメイドでツイステッドカッタウェイとヒールレスの
 475 を製作させていただきました
仙臺セリ男さんが動画をこちらのサイトに演奏の動画をアップしてくださいました。

ぜひご覧ください☆

あらかん道楽  みんなで西村歩の曲を弾こう!「ずっと、いつまでも」
https://arakan-60.com/%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%bcno-7%e3%80%80%e4%bb%99%e8%87%ba%e3%82%bb%e3%83%aa%e7%94%b7%ef%bc%88hn%ef%bc%89%e3%80%802020-3-11/



いつもありがとうございます!



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2020/01/23 (Thu) Martin D-18 (1973) ネックリセットなど

音楽家、サウンドプロデューサーの ミヤワキタカユキ さまより
マーティン D-18 (1973) をお預かりいたしました。

ネックが起きていて弦高がとても高くなっているということで
ネックリセットを含めた全体的な修理・調整をお申し込みいただきました。
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サドルは低く、弦の末端の太い部分がサドルに乗ってしまっています。
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ヒールは浮いて隙間のある状態でした。
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ボディ内部をよく見ると
バックのブレイシングが端の方で剥がれています。
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サドルの溝がとても浅く変形もみられるのでこちらも修理します。
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一旦埋めて溝を加工し直します。
サドル溝を加工するとサドルがすんなり入るようになり
サドル底面がブリッジにしっかりと密着して鳴りが向上します。
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ボールエンドによるブリッジプレート弦穴のダメージを修復します。
s-fIMG_2072.jpg

一旦埋めて、穴を開け直しました。
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ネックリセットは無事完了しました。
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大きなダメージなくリセットできました。
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ヒールも隙間なく密着できています。
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ナットはフレットに合わせて少し溝を微調整して全体を研磨バフしました。
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少し低めの弦高に調整した状態で、サドルも高さを維持できています。
弦の末端の太い部分も弦穴の修復できれいにおさまっています。
ブリッジピンのハマり具合も調整してあります。
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マホのキラリとした鳴りが気持ちよく
ずっと弾いていたいようなとても弾きやすい状態にできました!
s-jIMG_2320.jpg


ギターを受け取られたミヤワキ さまよりあたたかいメールをいただきましたので
掲載させていただきます。


竹下 さま

お世話になっております。

ギターが届いてからここ数日、毎日いろんな奏法で、かき鳴らしたり、爪弾いたり、すっかり馴染んで鳴っております。大変弾きやすい状態にしていただき、特にフィンガリングが軽やかに運びます。大変満足しております。
また、機会があれば、お世話になりたいと思います。ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

ミヤワキ




ミヤワキさまはいろいろな作品を発表されていますのでこちらのリンクもシェアさせていただきます。

ミヤワキタカユキ Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCpiOPHkf0VzyGJ4rIzRSwpw

オフィスストンプ
http://stomp.cm/creaters/takayukimiyawaki/


この度はご用命、誠にありがとうございました!
ぜひまたお声かけて下さい!



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2020/01/11 (Sat) アコギ用弦 ダダリオ EJ16の偽物!? #アコースティックギター

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます

いつもブログをご覧いただき、感謝致します。
ありがとうございます。


昨年気付いて、少し時間が経ってしまいましたが
シェアさせていただきます。

アコギ弦 ライトゲージ の超定番で工房でも標準の弦として使用している

ダダリオ(D'Addario)のEJ16 ですが

画像をよーく見ていだだくと左右で微妙に違いがあります。
右か左か
どちらが本物かわかりますか?

s-fIMG_1537.jpg

光を反射させると紙の質感の違いが見えます。
s-fIMG_1538.jpg
s-fIMG_1539.jpg

左は少しコントラストが強い。
s-fIMG_1540.jpg

弦は色が異なります。
s-fIMG_1545.jpg

末端の太い部分(ねじってあるところ)がかなり長くなっているのが大きな違いで
長すぎるとサドルの上に乗ってしまいます。
ボールエンドの色や形も微妙に異なり、ムラがある感じでした。
s-fIMG_1543.jpg


正解は…

画像の 右 のものが正規代理店より仕入れた ものです。

 はリペアの際にお客様が持ち込まれたものです。
某サイトから買ったかも?ということですが
入手先がはっきりしていません。

こうして書いている自分も
こっちが本物でこっちが偽物だー!なんて断言していいものかと考えてしまいます。
製造上のミスなどの可能性もあるのでしょうか。
いや、ないかなー!?
いずれにしろ、サドルの上に末端の太い部分が乗ってしまうのは
良くない症状ですよね。

みなさまのお手元にある弦はいかがでしょうか??

ネット購入の際はお気をつけください。
ちなみに正規代理店の画像は以下となります。
https://kcmusic.jp/images/daddario/ej16_main.jpg



新年いきなりでこのネタもどうなのかなと思ったり…(笑)



https://kcmusic.jp/daddario/

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静岡県浜松市のギター・ウクレレ工房です。
ギター、ウクレレなどの弦楽器を
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竹下 泰弘
竹下楽器
〒435-0028 静岡県浜松市南区飯田町333
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053-545-3996

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