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BLUE STRINGS  

   浜松の弦楽器工房 竹下楽器のギターなウクレレな日々

2020/12/16 (Wed) 6弦のウクレレ TUMD6S! #ウクレレ #ukulele #ピッコロギター

今までたくさんのウクレレをオーダーいただいているお客様 Oさま より
新たなウクレレ製作のご相談をいただきました。
本当にいつもありがとうございます!

弦は スチール弦 で、
低音弦 2本 を追加した 6弦のテナーウクレレ
形はBLUE STRINGSの MD のような感じで
しかも 薄型のボディ

いきなりですが、

できました! その名も TUMD6S 

トップは木目の美しいジャーマンスプルース。
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バックはくり抜きのワンピースマホガニーで、ほぼ空洞になっています。
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ヘッドは木目のシックな美しいハカランダ。
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ペグは超軽量でロック式のGOTOH STM51 ゴールド。
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美しいエボニー指板に、白蝶貝のイニシャル・インレイ。
フレットはEVO Gold。
jIMG_3574.jpg

ハイポジションまで弾きやすいカッタウェイのジョイント。
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ブリッジもエボニー、ナット・サドルは無漂白牛骨。
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アンダーサドルのピックアップを搭載。
ゴールドのジャックプレートを使用。
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めちゃくちゃかっこいいですね!
jIMG_3634.jpg

持ってみると実際のサイズはこのくらいで
テナーウクレレの指板とブリッジが広くなった感じです。
普通のテナーサイズのウクレレケースに入ります。
全長は約68cで、全体の重量は802gでした。
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弦はエクストラライトのアコギ用スチール弦を使用しました。
チューニングは A D G C E A で、ギターの5カポと同じです。
このサイズの楽器はピッコロギター、ギタレレ、6弦ウクレレなど呼び方は様々です。

弦のテンションは適度にあり、
各弦オフセットのサドルで、ハイポジションでもピッチが安定しています。
ナイロンやフロロカーボンとはまた異なるキラキラしたサウンドで
つま弾いているとめちゃくちゃ気持ち良くて
その音に引き込まれて楽器と一体となっていくような気になります。
このコンパクトなサイズ・重量にこの音量がおさまっているのが
なんだか信じられないような感覚になりました。

どんな音か気になる方はぜひ動画もご覧下さい。


このウクレレを受け取った Oさまより温かいメッセージをいただきました。


竹下様
無事に受け取りました。
独特な音がしますね。
薄胴くりぬきボディにありがちな硬い音ではなく、抜けが良くてハリのある音だと思います。
見た目もとても綺麗に仕上がってます。
良い楽器を作っていただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
O



今回も、誠にありがとうございました!
ぜひまたよろしくお願い致します!



ウクレレのカスタムオーダーお待ちしております。
http://www.bluestrings.co.jp/ukulele.html

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2020/12/14 (Mon) アカギのウクレレ #ウクレレ #ukulele #小笠原

世界自然遺産である小笠原諸島の貴重な自然を脅かす外来種として駆除対象となっている

アカギ という木があります。

成長がとても早く、薪炭の材料にするため、外部から持ち込まれたのですが
すさまじい繁殖力で小笠原本来の固有種の環境を侵蝕してしまうという
やっかいものとなってしまいました。

wiki https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%AE

アカギについて詳しくは こちら

この木を使ってウクレレを作れないか、というご依頼をいただきました。
赤木 その名の通り、かなり赤い色をした木材です。

jIMG_2908.jpg

割ってみると…赤い。
マホガニーのようなリボン杢が出る木材ですね。
でも密で詰まっていて、硬さがあります。
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虫食や割れなどを避けて、ウクレレを作っていきます。
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削っても削っても赤。
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ネックもアカギで加工します。
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ラッカーで塗装すると…おおーっと声を上げてしまいました。
うっとりするくらい綺麗な赤色に!
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ロゼットは白蝶貝を入れてみました。
jIMG_3421.jpg

バックもきれいな赤色で見る角度によってリボン杢がキラキラします。
jIMG_3420.jpg

ネックもアカギ。密です密です。
詰まっていてかなり良い感じ。
jIMG_3425.jpg

指板もアカギ。
jIMG_3422.jpg

ブリッジもアカギ。
jIMG_3436.jpg

ヘッド突板もアカギ。ペグはGOTOH製。
jIMG_3430.jpg

深みのある赤色が美しい、コンサートウクレレが完成しました!
jIMG_3463.jpg



見た目も音もキラキラしていてとっても魅力的です!

マホガニーとローズウッドの特徴を併せ持ったような材ですね。
小笠原の大自然によって育まれてしまった、要注目の材ですね。
素晴らしいと思います!

小笠原諸島の自然保護に貢献できるウクレレを作ることができて
とても嬉しいですね!

この度はご用命、誠にありがとうございました!
ぜひまたよろしくお願い致します!



ウクレレのカスタムオーダーお待ちしております。
http://www.bluestrings.co.jp/ukulele.html

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2019/11/14 (Thu) BLUE STRINGS T414 カスタム 神代杉 その2 #ウクレレ

神代杉テナーウクレレ 製作の続きです。

先の記事は → こちら 

サイドを曲げます。
専用の治具を加工して曲げます。
s-fIMG_1658.jpg

ボディ外周の形状に合わせて、きれいに曲がりました。
s-fIMG_1659.jpg

ネックとの接合部とボディエンドにブロックを接着します。
その後はトップ&バックと接着して箱型になります。
s-IMG_1660.jpg

トップ側にべっ甲柄のバインディングを接着して
サイドに合わせてスクレーパーで少し厚みを修正します。
s-IMG_1803.jpg

ネックの加工です。
ヘッドに特徴的な木目を活かしてジリコテ(シャム柿)の突板を接着します。
s-fIMG_1809.jpg

ペグの穴を開けました。
木材の色は塗装すると更に深みが出ます。
s-fIMG_1811.jpg

フレットの打ち込みです。
テナーでは少し太めのものを使用しています。
s-fIMG_1815.jpg

ネックと指板を接着します。
テナーはネックに補強のカーボンロッドを入れています。
s-fIMG_1818.jpg

木地の研磨が完了できれば塗装します。
s-fIMG_1871.jpg

研磨のペーパーサインが残っていないか隈無くチェックします。
s-fIMG_1870.jpg

ウェンジはとても導管の多い木材ですので
塗装がなかなか難しいです。
s-fIMG_1869.jpg

塗装しない箇所はマスキングをしています。
s-fIMG_1868.jpg

塗装が完了したら組み込みです。
ブリッジの接着の準備です。
s-fIMG_1951.jpg

塗装はヘッド表とトップ面のみ艶ありになっています。
GOTOH製のペグを取り付けしました。
s-fIMG_1948.jpg

フレットは軽くすり合わせと整形・研磨・バフで
ピカピカに仕上げます。
s-fIMG_1947.jpg

サドルは少し厚みのあるものにしています。
無漂白牛骨で各弦オフセットでオクターヴのチューニングを微調整しています。
s-fIMG_1952.jpg

これで完成です!
s-fIMG_1958.jpg

その他の画像など こちら も御覧ください。




ウクレレのカスタムオーダーお待ちしております。
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2019/11/13 (Wed) BLUE STRINGS T414 神代杉 製作 その1


先の記事では テナーウクレレ T414 カスタム 神代杉 のご紹介をしました。

 記事は→ こちら

ウクレレ製作の過程を画像を交えながらご紹介したいと思います。

割れやヒビなどがありますので、材料全体の状態を慎重にチェックしながら木取りします。
鳥海山噴火でなぎ倒されてから約2,600年後にウクレレになるわけです。(どんな気分かな)
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テナーウクレレのサイズは少し大きめですので幅がかなりきわどいところです。
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バックはウェンジを使います。
どちらも落ち着きのある色合いですね。
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サイドもバックと同じウェンジです。
ウェンジは木目がとても素直で硬質な木材です。
s-fIMG_1276.jpg

慎重にトップのロゼットを加工します。
s-fIMG_1641.jpg

木製のパーフリングと白蝶貝を入れます。
s-fIMG_1642.jpg

サウンドホールを加工します。
s-fIMG_1644.jpg

バックはセンターの割れ止めを接着し、丸く鉋で削ります。
その後にブレイシングを接着します。(写真を撮り忘れました)
s-fIMG_1643.jpg

これでトップ、バックの完成です。
s-fIMG_1662.jpg


続きます…




ウクレレのカスタムオーダーお待ちしております。
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2019/09/25 (Wed) C414 カスタム製作 その2   #ウクレレ

前回の記事は→ こちら

ウクレレ製作の続きです。
ボディの加工ができたら、指板の加工です。
s-fIMG_1398.jpg

お客様がカリグラフィーペンで書いてくださったネームを
そのままインレイにして12フレットにいれます。
s-12フレット手書きインレイ20181016

インレイは位置やサイズなどで印象が大きく変わってしまうんですが
こんな感じという希望のイメージの画像を作って下さったので(ありがたや~っ)
そのまま雰囲気を崩さないように実体化していきます。
(このウクレレはご愛用のパンケーキウクレレです)
s-指板インレイイメージ20181016

白蝶貝を加工していきます。
s-fIMG_1394.jpg

少-しづつ、丁寧に丁寧に… 切れました。
s-fIMG_1413.jpg

舞い散る花びらはアバロンの青いところを使って加工します。
s-fIMG_1422.jpg

ヘッドには月のインレイです。
s-fIMG_1604.jpg

フレットの打ち込みです。
打ち込みとは言いますがフレットを叩くのはご法度で、プレスして入れます。
s-fIMG_1611.jpg

ネックの加工が終わり、ご希望の位置にストラップピンの穴を開けて仮付けしてみました。
s-fIMG_1635.jpg

インレイがいい雰囲気です。
s-fIMG_1637.jpg

これで木部が完成です。
s-fIMG_1636.jpg

ご希望のカラーで塗装します。
上部がイエローで下に向かって濃くなっていく
ワインレッドのグラデーションになっています。
s-fIMG_1647.jpg

塗装が完了しました。
天然の貝の輝きは本当に美しいです。
s-fIMG_1687.jpg

ブリッジを接着します。
s-fIMG_1691.jpg

サドルの溝にFishmanのAG-UKUをセットします。
s-fIMG_1692.jpg

ペグはしっかりしてるGOTOH製です。
s-fIMG_1701.jpg

ネックのマホガニー。
塗装はすべてバフしてツヤツヤになっています。
s-fIMG_1702.jpg

いよいよ完成です!
s-fIMG_1800.jpg

今回はLow-G仕様でWorth弦を張ってみましたが、相性がとても良いようで
ハリのある艷やかで大きなサウンドで、とてもいい感じでした!





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〒435-0028 静岡県浜松市南区飯田町333
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