BLUE STRINGS  

   浜松の弦楽器工房 竹下楽器のギターなウクレレな日々

2009/04/27 (Mon) 炭素のエントロピー増大


以前、炭素に関するブログを書きました。

最近また気付いたのでここでつぶやきます。
以前の記事→http://bluestrings.blog33.fc2.com/blog-entry-95.html

以前の記事では「拡散」という言葉を使いましたが、
どうも「エントロピー」という言葉があるようです。

wiki→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%94%E3%83%BC
エントロピー (entropy) は、物質や熱の拡散の程度を表すパラメーターである[1]。はじめは熱力学の研究対象であったが、研究が進むにつれ、物質から得られる情報に関係があることが指摘され、情報理論にも応用されるようになった。

一般に記号 S を用いて表され、S = kB ln Ω と定義される。ここで、Ω は物質がとる状態の数、kB はボルツマン定数である[2]。この定義より、エントロピーはボルツマン定数と同じ J·K-1 の次元をもつ。


...っと
なんやようわからん...という感じですが
経験的に言えば、熱い鉄板と冷めた鉄板を重ねたら冷たい鉄板が熱くなりますよね。
熱は熱い方から冷めてる方へ行きます。
紅茶にミルクを入れると下にたまっていきますが、次第に全体に混ざっていきます。
この逆の現象は考えにくいですよね?不自然です。

こういった熱や物質が交ざって・混ざって安定・均一な状態へ変化する事を
「エントロピーの増大」と言います。
ちょっと捉えにくい概念ですが、自然の摂理です。
時間の経過とともにエントロピーは増大しています。
モノゴトは基本的に「秩序」から「無秩序」へと移行するんです。

宇宙の始まりのビッグ・バンもそう。
秩序?の状態から爆発してぐちゃぐちゃになって行っているんです。約137億年前から今も。
ゴールであるエントロピー最大の状態へ常に移行しています。
エントロピー最大の状態は「Heat Death」といいいます。(バンド名に良いな...)
宇宙の全てが雑ざりきった混沌の果てという感じでしょうか。


で、炭素ですが、炭素のエントロピーもどんどん増大しています。
そこで思うのが
衣・食・住・生産・消費。
生き物の行動の一つ一つが炭素のエントロピーを増大させているように思えるんです。
まるで「生命」は炭素のエントロピー増大の役目を担っているようです。
生命の繁栄そのものが宇宙内の炭素を混ぜる行為に繋がっている気がします。

今、このブログを見ているあなたの口からも炭素が放出されています。
あなたのカラダの60%は水分ですが、残りの40%内、3分の2は炭素です。
そのカラダを維持するのに一日三食・炭素の化合物を吸収しています。
今日どのくらいの炭素がカラダから出入りしたでしょう??
欲求が満たされる瞬間にはどのくらいの炭素が動いていますか??


...っとか、ちょっと考えてみました。(間違ってたらごめんなさい)
これは良いとか悪いとかいう話ではないです。


あっ、エントロピーは「浮気」の言い訳にはなりませんよっ(笑)

でもこれをネタに口説けるかな。
いやー無理だw でも...


生きてるって不思議です。

関連記事
スポンサーサイト

ブログ | trackback(0) | comment(0) |


2009/04/21 (Tue) リペア・Gibson Gospel

A様よりご依頼いただいたGibson Gospelをご紹介

Gibson Gospel
なかなかお目にかかれないギターですね☆お洒落です。
めずらしい。バックはアーチになっています。

お悩みはこちら
Gospel バインディング

ボディ縁を飾っているセルバインディングが劣化して砕けてしまっているんです。
長年連れ添ってきた楽器だけになんとかしてあげたいという事でした。
これは古いバインディングを取り外し、新しいものを接着します。

バインディングが欠損したところからはひび割れが木部から無数にできています。
やはり空気中の水分を含んでしまうんですね。メイプルの色が変わっているのはそのためです。

隙間にそっとヘラを入れてみると、
ある程度の長さで簡単にぽろっと取れてしまうところもあれば、
逆にしっかり着いているところもあります。
強引に力を加えれば接着された木部が裂けてしまいます。
木地を損傷しないよう少しずつ剥がしていきます。

注意深く取り外し、溝がきちんと作れたら
新しいべっ甲柄のセル・バインディングを接着します。
バンディング接着
バインディングの接着はロープやゴム、はたまたモールドを使用するなど色々な方法がありますが、
自分は接着専用の強度のあるテープを使用しています。
接着できたら、ボディにあわせて成型・研磨します。


次なる症状ですが
長年の弦の張力によりネックが起き上がり、弦高がかなり高くなってしまっています。
押弦にも力が要ります、楽に演奏するにはかなり高めですね。
ですが、サドル、またブリッジでの弦高調整範囲を超えますので
一度ネックを外してヒール部分を削り、角度を付けて弦高調整します。

このギターはダヴテイル・ジョイントでガッチリ接着されていますので簡単には外れません。
ですので専用の治具を使ってネックを外します。
ダヴテイル・ジョイントネック取り外し

約30年ぶりにこんにちは。これがダヴ・テイルです。大きいですね。
ダヴテイル・ジョイント部分

ダヴ・テイル(Dove Tail)というのは鳩の尾という意味です。形が似ているのでそう呼ばれます。
日本ではアリ溝と言ったりもしますね。

無事に外れたら角度を付ける為にヒールを削ります。
マホガニーと違ってメイプルは硬いですね。
ネックが傾かないように左右のバランスに注意しながら、希望の角度まで削って
隙間無くネックとボディが密着するように接着面を仕上げます。

常に力のかかる部分ですのでしっかりと接着し直します。
ネック再接着

ボディが裸になっているのは再塗装するためです。
ブリッジ・ピックガードを外して塗装を全体に剥がしました。
ボディの所々にある割れ・裂けも修正します。

ラッカーの再塗装が完了したら再びブリッジの接着です。
ブリッジ接着

弦を張ってネック・ボディにテンションを加えます。
安定したらサドルの製作・各部調整です。


完了しました☆
かなり音が変わりました。高音がきらびやかになりましたね。
より薄いラッカーになったせいだと思います。
弦高もバッチリで弾きやすい。使える!ヴィンテージです♪
これでまた長い間使っていただけます!

Gibson Gospel 完成
オーナー様の計らいで長期のお預りでゆっくりと作業を進める事ができました。
ありがとうございました!m(_ _)m

ギター修理価格表
http://www7.plala.or.jp/bluestrings/repair.html

関連記事

リペア | trackback(0) | comment(0) |


2009/04/09 (Thu) ギターコードブック

ブログのプラグインに
Guitar Chord Book を追加してみました。

これは使えますよ。



オープンコードだけでなくハイポジでも表示してくれます。
コードが思い出せない時は検索!

音も出るし♪便利☆便利☆


関連記事

ブログ | trackback(0) | comment(0) |


2009/04/09 (Thu) ブルーファンク!

このブログをどういった方向性に持って行こうか...と悩むところですが

なんだかんだ自分の好きな音楽ばかり紹介するブログになってますねっ(笑)



KEZIAH JONES !
(キザイア・ジョーンズ)

ついにニューアルバムが出ました!今回のアルバムも素晴らしい!

ナイジェリアン・ウッドナイジェリアン・ウッド
(2009/04/08)
キザイア・ジョーンズネカ

商品詳細を見る

ナイジェリア出身イケメン。顔も体もめちゃくちゃかっこいい。
ファンクといってもいろいろありますが
この方の音楽は「Blufunk」。唯一無二。
ボディヒットが混ざったナイロン弦のバキバキしたバッキングは
ちょっと聴いたこと無いような音が飛び出してきます。
歌声は地声・裏声へ行ったり来たり。自由なスタイルです。

使ってるギターもかっこいいですね。
ストラトっぽいボディシェイプにスロッテッドヘッド
日本ではあまり見かけないLAG GuitarsというUKのメーカーのものらしいです。


新曲PVもありました♪



視聴・詳しい情報はコチラのワーナーのサイトへ
http://wmg.jp/keziahjones/

そして10年ぶりに来日します!!
東京・大阪の2公演です!
チケット取れました!楽しみです!

Web: http://www.keziahjones.com(ここのVideoがすごいです♪)

■追記
購入するならDemo Track 満載の2枚目CDが付属した輸入盤の箱仕様・紙ジャケのものがオススメです!
個人的にはDemoの方が本編よりもナマナマしくて好きです♪

関連記事

アーティスト | trackback(0) | comment(0) |


| TOP |



にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
にほんブログ村 音楽ブログ ウクレレ・ハワイアンへ

ブログ記事検索

プロフィール

やっくん

Author:やっくん
静岡県浜松市のギター・ウクレレ工房です。
ギター、ウクレレなどの弦楽器を
修理・製作・販売いたします。
ご相談・お見積もりはメール下さい。
info@bluestrings.co.jp


竹下 泰弘
竹下楽器
〒435-0028 静岡県浜松市南区飯田町333
地図を表示
090-5444-5185
053-545-3996

WEB
http://www.bluestrings.co.jp/
製作した楽器の画像はこちら
修理・調整はこちら
http://www.bluestrings.co.jp/repair.html
■Martin マーティン マーチン修理一覧
■Gibson ギブソン修理一覧


Instagram


bluestringsさんのランキング集計結果

カテゴリ

リンク

このブログをリンクに追加する

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

最新記事

最新コメント

RSSリンクの表示