BLUE STRINGS  

   浜松の弦楽器工房 竹下楽器のギターなウクレレな日々

2016/06/30 (Thu) BLUE STRINGS ニューモデル 812 の製作①

以前にマーティン D-18DCの修理をさせていただいた神奈川県の I さまより
新しくギターを作りたいということで、ご相談をいただきました。

そろそろ人生最後のギターを手にしたいということで
楽器店のサイトを毎日のように眺め、時には実際にお店に出かけて弾いてみたりしたものの
なかなかこれだと即決できるギターに巡り会えないでいたところ
そういえば自分の希望に合わせて製作できるオーダーがあった!ということで
私のことを思い出していただいて、ご注文をいただきました。
本当にありがとうございます!!ご縁に感謝致します!!

製作するギターのご希望は
調整させていただいたD-18DCのような、軽やかで明るいサウンドで、
ドレッドノートよりも抱えやすいOOOくらいのサイズ
12フレットジョイントでカッタウェイのモデル
ということでした。

BLUE STRINGS のラインナップに近いサイズのModel 475 があり、
それを12フレットジョイントで、、、などなどいろいろ検討・相談しましたが
やはりご希望を満たす新しいモデルをデザインすることにしました。

ニューモデルを製作するにあたり、素材を加工するためのいろいろな治具(Jig)が必要になります。
まずは完成させた外形のデザインに合わせてモールド(型)を加工します。
カッタウェイは丸いベネチアンカッタウェイで
ボディサイズはマーティンOOとOOOの中間ほどのサイズになっています。
s-kIMG_4493.jpg

トップはイチ押しのアディロンダックレッドスプルースです。
s-kIMG_8273.jpg

サイド・バックは柾目のホンジュラスマホガニーです。
s-kIMG_8992.jpg

ネックも柾目ワンピースのホンジュラスマホガニーです。
s-kIMG_1709.jpg

加工していきます。
s-kIMG_1713.jpg

続きます…

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2016/06/10 (Fri) Martin OOO-45 ネックリセット

愛知県の Yさまより  マーティンOOO-45 をお預かりいたしました。

カスタムオーダーで製作されたOOO45ですが、
ネックが起きてきているということで、ネックリセットをお申し込みいただきました。
s-kIMG_1724.jpg

D45、D35などは指板にセルバインディングが付いていますが、
熱にとても弱く接着も剥がれやすいので
ダメージがなるべく少なくなるように慎重にネックの接着を剥がしていきます。
s-kIMG_5996.jpg

ボディもキレイに剥がれました。
s-kIMG_5995.jpg

ナットを無漂白牛骨で交換しました。
s-kIMG_6213.jpg

フレットはすり合わせをします。
s-IMG_6194.jpg

画像ではわかりにくいですがフレットの端部の一つ一つを角を整形研磨してピカピカに磨きます。
s-kIMG_6220.jpg

サドルも無漂白牛骨でオフセットサドルを製作しました。
s-kIMG_6216.jpg

ジョイントの部分もキレイに接着できました。
s-kIMG_6221.jpg

弦高を抑えてたとても弾きやすい状態に調整できました。
ピックガードなしのこだわりのOOO45です。いい感じですね!
s-kIMG_6217.jpg


ギターを受け取られたオーナー Yさまよりあたたかいメールをいただきましたので
掲載させていただきます。


竹下様

こんばんはYです。

先日はどうもありがとうございました。

ギターの修理箇所を見直してみましたが

大変きれいにな仕上がりに関心させられます。

素晴らしいです。

ネックを外すのですから多少の傷は覚悟しておりましたが

全くわからない仕上がりです。

フレットも角を滑らかな仕上がりにして頂き引っかかりがなくなりました。

購入時より全体にひきやすくなったと思います。

blue stringsさんにお願いして正解でした。

またよろしくお願いします。



この度はご用命、誠にありがとうございました!
ぜひまたお声かけて下さい!



マーティン調整
http://www.bluestrings.co.jp/repair.html
マーティン修理例
http://bluestrings.blog33.fc2.com/?q=martin

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2016/06/08 (Wed) Martin OOO-28EC ネックリセット

長野県の Tさまより  マーチン OOO28EC をお預かりいたしました。

弦高も高くなってきて、ネックが起きてきており、
全体の状態を確認して必要な修理をして欲しいということでお申し込みいただきました。

状態を確認すると確かにネックの元起きがあり、
弦高は12フレットで3.5~2.9ミリほどでとても高く、最終フレットも高くなってしまっています。
s-kIMG_2755.jpg

ネックの状態をボディ側から見ると、指板が反って14フレット周辺で曲がっているのが確認できます。
このままでは弾きやすい弦高に下げると、
サドルがブリッジから頭が少し出る状態になり、鳴らなくなってしまいます。
またネックの状態を改善するために、トラスロッドを目一杯締め込んで、
ネックが逆反っているマーチンをよく見かけますが
トラスロッドではネックの元起きは調整ができませんので、ネックリセットをして修理します。
s-kIMG_2747.jpg

ボディからネックを一旦外して角度を調整し直します。
s-kIMG_5991.jpg

こちらボディ側ジョイント部分。
s-kIMG_5992.jpg

放置して状態が安定したら、ネックの角度を調整して、
再びネックを接着します。
ナットは交換時期に来ており、音も改善させるため、交換しました。
s-kIMG_6196.jpg

フレットはすり合わせをして高さを揃え、整形研磨して磨きます。
汚れやサビで曇っていたフレットもピカピカになりました。
s-IMG_6192.jpg

サドルも無漂白牛骨で交換しました。
s-kIMG_6198.jpg

ネックのヒール部分の接着もキレイにできており、いい感じです。
s-kIMG_6206.jpg

ネックの元起きは解消され、弾きやすい弦高でもサドルは高さを維持しています。
音もとても良い感じです!
s-kIMG_6202.jpg


ギターを受け取られたオーナー Tさまには喜びのお電話をいただきました。
修理前とは変わって、とても弾きやすくなったギターにとても驚いていらっしゃいました。

この度はご用命ありがとうございました!
ぜひまたお声かけて下さい!



マーティン調整
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