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   浜松の弦楽器工房 竹下楽器のギターなウクレレな日々

2019/02/19 (Tue) Headway HD-280 Custom 調整

いつもお世話になっている 千葉県の Hさまより

 ヘッドウェイ HD-280 カスタム をお預かりいたしました。

Hさまには以前にマーティンD45の修理・調整をさせていただきました。
その記事は → こちら

本家マーティンにも引けをとらない高精度な作りが美しいカスタムモデルです。
アディロントップの内側には百瀬氏の手書きのサインが入っていました。

音の出方やバランスなどをさらに向上したいということで調整のお申込みをいただきました。
ナットを交換します。
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無漂白牛骨で交換できました。
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サドルはご自身で手を入れてカスタマイズされていましたが交換させていただきます。
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こちらも無漂白牛骨で交換させていただきました。
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パワフルな鳴りが美しいですね!
とても弾きやすくいい感じです!
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ギターを受け取られたオーナー Hさまより、とってもステキなメールをいただきましたので
掲載させていただきます。


竹下 様



大変お世話になりました。



今回はHeadway HD-280 Custom のナットとサドルの交換をお願いしました。



竹下さんと出会うまでも数多くのギターを技術力のある方にリペアをお願いしてきました。

当たり前ですが、リペア後の演奏性や音色が良くなることを期待して、です。

そして、いつもその出来具合にすごいなと感嘆することばかりでした。



ただ、竹下さんには、D-45 Custom とHD-280 Custom の2本しかお世話になっておりませんが、共通して、このギターにはこう鳴って欲しいと思う鳴り方をしてくれるようになったことです。

私は、楽器といえばギターしか弾けませんし、しかも素人に毛が生えた程度です。

ですが、以前、古くメンテナンスもしていなかったピアノがリペアから戻ってきた場面に遭遇した経験があって、その出音が飛び跳ねるように元気で張りのあるきれいな音色であったことがすごく印象に残っています。

私のギターにも、そのときと同じような印象をもっています。



どうしたらこうなるのですか?

私の好奇心がそのことをとことん突き詰めていきたい衝動にかられるくらい、本当に驚いています。



あまりに絶妙な領域ゆえに、私ごときには具体的かつ明瞭な感想を述べることができませんが、演奏力は置いといて、ギターを結構な数所有し、リペアをお願いしてきた経験から、本当にすごいことなんだなと感じています。

本当にありがとうございました。

ギターを弾く時間がなかなかとれない状況にありますが、弾いている時間を濃密なものに変えていただいたことに心から感謝しております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。





いつも本当にありがとうございます!
ぜひまたお声かけて下さいませ!



ギターの修理・調整のご依頼、お待ちしております
http://www.bluestrings.co.jp/repair.html
マーティン修理の記事一覧
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2019/01/08 (Tue) Martin OOO-28(2007) ネックリセット 追記

あけましておめでとうございます!

本年もよろしくお願い致します! m(_ _)m

昨年末は工房のプリンタが壊れたり自宅の引っ越しなどなどちょ-っといろいろありまして
年賀状を断念してしまいました。
年賀状をお送りくださったお客様、本当にありがとうございました!

今年も製作に修理に、変わらず頑張っていきたいと思っております!

今回の年末年始は正月らしいことをあまりしないように(笑)心がけていたのですが
そのおかげでめちゃくちゃ体調が良いですね!


いつもお声をかけてくださる、気にかけてくださるお客様には
本当に感謝申し上げます。 いつもありがとうございます!!!


さて
以前に紹介をさせていただいたOOO-28の修理調整の記事ですが
オーナーKさまより、ネックリセット後 3ヶ月後の状態のステキな感想をいただきましたので、
そのままご紹介をさせていただきます。

Kさま 本当にありがとうございます!

●ネックリセット サドル交換プラスナット交換、ネック塗装、+α

2007年、初めて買ったマーチン、「軽快に弾ける」000-28のウワサとは反対に押弦に力が要る。12fやや高め、1.2弦の3.4フレットあたりがビビ気味?で弾きにくい…の状態で数年。
その後のネックアイロン(2回)やフレット交換などの施術空しく、しばらくするともとの状態に。もしかしてハズレマーチン?
時は過ぎ2018年4月、竹下さんサイトを発見、修理予約し待機4か月。8月にお会いして現物チェックでネックリセットを勧められ入院。一か月半の後、修理完了。
提示金額内で根本治療はもちろん、アイロン修理で傷んだ剥がれや細かいキズ、その他気づかれたであろう部分も含めてバッチリの手術、美しい仕上がりです。
念のため2019年を待って、今回の報告となりましたが、修理直後に手にしたローフレットからハイまで押さえやすさそのままであり、伸びと深みのある落ち着ついた音色を奏でています。ネック裏のざらっとした塗装も徐々に落ち着いてきていて、手になじんでいます。今後も変わらぬ状態が維持されると思われます。
竹下さんの実直で確かな仕事ぶりが伝わる仕上がり。撮影していただいている修理ビフォー&アフター画像で確認できるのも信頼と安心につながっています。
この理想のコンディションになるまで10年かかってしまいましたが、幸運だったと感じています。



3ヶ月を経ても弾きやすいコンディションは変わらず維持されているということで
とても嬉しいです!

以下は以前に紹介させていただいた記事になります。

   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

静岡県内の Kさま より マーティン OOO-28 の修理について
ご相談をお受けしました。

以前に弦高が高くテンションがキツく感じられ
ネックアイロンを繰り返してして調整をされてきたということですが
時間が経過すると状態が戻ってしまい、修理を頼んでいたお店に相談すると
また、アイロンはどうですかという話になり
そんなにネックアイロンしてもいいものなのか?ということで
当工房のブログをご覧になり、根本的な解決をすべく
ネックリセットをお申し込みいただきました。

ネックアイロンは熱で指板とネックの接着を軟化させてネックを反らせた状態でまた硬化させる、
という感じの修理ですが効果が十分でないなどいろいろと問題もあります。
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ネックアイロンの熱の影響で塗装に気泡ができています。
また塗装修理もしてあるのですが、指板とネックの接着面に段差ができています。
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塗装の密着が悪い箇所があり、大きく剥がれてしまっていました。
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カポやスタンド、ケースの内装の跡などが付いていますのでネックもオーバーコートして補修することにしました。
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ネックとボディの塗装を剥がします。
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キレイに剥がれてくれました。
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ネックをつや消しのラッカーでオーバーコートしました。
さらさらっとした感触のかなりマットな仕上がりにしました。
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その他の凹みなども一緒に補修してキレイになりました。
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ナットを無漂白牛骨で交換しました。
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ネックとボディはにかわで接着しています。
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隙間なくキレイに接着できました。
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もちろんヒールキャップも隙間なく仕上がっています。
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サドルも無漂白牛骨で交換できました。
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とても弾きやすい状態に調整できました。
s-fIMG_9813.jpg

オーナー Kさまには仕上がりに満足いただけました!
s-fIMG_9818.jpg


この度は誠にありがとうございました!
ぜひまたお声かけて下さい!



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2018/12/27 (Thu) gibson J-200(1993) 修理

宮崎県の Nさまより  ギブソン J-200 をお預かりいたしました。

新品で購入し弾いてこられたということですが
修理の必要な箇所がありますので、調整と合わせてご依頼いただきました。
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マスタッシュブリッジの両端が剥がれてしまっています。
くり抜いた形状になっていますので接着後の保持力が少し弱く、繊細な微調整が必要です。
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慎重に剥がしました。
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よく見るとブリッジの外形の端が塗装の上に乗った状態で接着されていました。
塗装の厚み分、接着剤が充填されているのがわかります。
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不要な接着剤を除去し、ブリッジの外形に合わせて塗装を剥がします。
塗装に入っている筋がブリッジの外形で、その内側をすべて除去します。
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同時にブリッジのズレなどで塗装が剥がれて白くなっている箇所もタッチアップしておきます。
ブリッジ全体が密着できて、ずれないのが確認できたら接着します。
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バックのくびれのバインディングの内側に大きな隙間ができていました。
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接着して隙間を埋めてタッチアップします。
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指板のバインディングも少し剥がれていました。
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接着しました。
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ナットは交換します。
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無漂白牛骨で加工しました。
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ブリッジ上面がフラットな形状のため、
弾きやすい弦高に調整すると、1弦側でサドルの高さが低くなってしまうので
弦穴のスロットを延長します。
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延長できました。
ブリッジも膠でしっかりと接着できています。
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サドルも無漂白牛骨で加工できました。
より弾きやすくするため、弦高を少し下げました。
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メイプルの甘く艷やかでキラキラした音が出ています!
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ギターを受け取られたオーナー Nさまよりあたたかいメールをいただきましたので
掲載させていただきます。


竹下様

昨日に配送センター到着の連絡がありましたが
雨が降っていましたので、
今朝、受け取ってまいりました。

割れや剥がれの補修など丁寧に作業いただいたようで
ありがとうございました。

そして無漂白牛骨のナットとサドルが
想像していたとおり、ペグのつまみと
色合いも見事に馴染んでいて
いっそう愛着がわきました。

チューニングして弾いてみると
弦高も適切でローポジもハイポジも
押さえやすくなりました。

修理前は、どこか鼻が詰まったような
曇った音だったのですが、
全域にわたってクリアなメイプルらしい
音色になりましたね。

コーティング弦でこのきらびやかな音ですので、
ノンコーティングのミディアム弦を張ったら
どんな音を聴かせてくれるのか!
今から楽しみでなりません。

いろいろと相談にのっていただき
ありがとうございました。

ほかに数本のギターを所有しておりますので
リペアの際はまたご相談させていただきたいと
思っております。

年末年始と慌ただしい時期になりますが
お体をご自愛くださいませ。

それでは失礼いたします。



この度はご用命、誠にありがとうございました!
ぜひまたお声かけて下さい!



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2018/12/22 (Sat) Martin D-28(1962) ネックリセット、ブリッジ交換など #ホラネロ

北海道遠軽町の作編曲家、ギタリスト
本田優一郎 さまより マーティン D-28 をお預かりいたしました。

本田さまは 宇多田ヒカル、THE ALFEE、高見沢俊彦、大黒摩季、ベッキー♪#など
有名アーティストの作品やライブに参加されているすごいミュージシャンです。

昨年に大掛かりな修理をさせていただいたのですが
記事をアップできていませんでしたので
今回の修理と合わせてご紹介させていただきます。

クォーターソウン(柾目)のハカランダが素晴らしいです。
kIMG_4986.jpg

ブリッジがロングサドルの下から割れ広がってしまっています。
kIMG_4980.jpg

スロットの端からも割れが確認できます。
ブリッジの厚み自体も薄くなっていますので、ブリッジを交換します。
kIMG_4982.jpg

エボニー材を加工します。
kIMG_5252.jpg

なるべく同じサイズ・形状で加工して接着します。
kIMG_5330.jpg

ブリッジプレートの弦穴にボールエンドがめり込んでしまいますので
こちらも修復します。
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弦穴の周辺を削ってそれを埋め、再び同じ位置に穴を開けます。
kIMG_5332_20170403200550258.jpg

よく見るとピックガードの萎縮に伴う割れがありましたので
こちらも接着しておきます。
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アディロンの割れ留めも接着します。
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ネックリセットのため、ネックを慎重に外します。
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フレットはGoldEVOに交換します。
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指板の裏にはエボニーのテーパーシムを接着して
ネックを接着します。
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フレットは軽くすり合わせをして、端部を整形・研磨・バフをします。
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ピックアップを取り付けるため、ボディエンドの穴を広げます。
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エンドピンジャックが入る大きさに広げて
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セットしました。
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SKYSONICのPRO1を取り付けさせていただきました。
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ナットも交換します。
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無漂白牛骨で加工しました。
kIMG_5354.jpg

過去のネックリセットの跡が少し残っていますが
接着具合はとてもいい感じです。
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膠でしっかりと接着しました。
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新しいフレットGoldEVOもピカピカでいい感じです。
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無漂白牛骨でロングサドルを加工しました。
ブリッジの厚みが戻っているのがわかると思います。
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ブリッジもしっかりと接着しできています。
とても弾きやすい状態に調整できました!
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そして今年、塗装の修理をさせていただきました。
ラッカーの劣化で肘の当たる箇所がべとついてしまうという症状です。
水分に数秒触れていると白くなって軟化してしまう
ヴィンテージの塗装にはよくある症状です。
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ヴィンテージの趣をなるべくそのまま残したいので
見た目が大きく変化してしてしまわないように、オーバーコートで修理します。
塗装が乗らない箇所にはマスキングをして塗装します。
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少しだけマットな感じでラッカー塗装できました。
これで暑い時期でも安心して演奏できます!
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オーナーの本田さまはご夫婦でフルートとギターによるユニット
 「 ホラネロ 」 としても活動されています。

https://www.horanero.com/
https://blog.goo.ne.jp/makikofl

北海道にゆかりのある素材の音(流氷、黒曜石、ヒグマの骨の笛など)を使った楽曲など
土地に根を張った素晴らしい作品を発表されていますので、こちらもご覧くださいませ。



昨今の消費されてしまう音楽とは一線を画すオリジナリティあふれる楽曲ですね。
からだの奥の方に響く、日本人の感性に響くものでもあると思います!


いつも本当にありがとうございます!
ぜひまたお声かけて下さい!



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2018/12/20 (Thu) Martin HD-28VS(1996) 修理

静岡県内の Iさまより

 HD-28∨S をお預かりいたしました。
Dタイプ、12フレットジョイントの珍しいモデルです。

動画も撮ってみましたのでこちらをご覧ください。


このギターはこちらの有名なMartin情報サイトにも投稿されています。
http://www2s.biglobe.ne.jp/%7Esomemura/578564.html

ブリッジが剥がれていますので再接着します。
ロングサドルは接着されていますので、出っ張った状態のまま
サドルにもダメージを与えないよう注意しながら修理します。
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ブリッジの前後に塗装のダメージがありますのでタッチアップで修復します。
s-fIMG_0060.jpg

バックをタップするとバラバラと音がしていて
4本すべてのブレイシングの両端が剥がれていました。
一つづつ接着していきます。
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バインディング萎縮に伴う剥がれがあります。
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上部も接合部で剥がれていて、指で押すとバインディングが動く状態でした。
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強力な接着剤で接着し、周辺を研磨バフします。
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萎縮した分の隙間ができてしまうので、近似のバインディング材で埋めています。
ヒール付近は塗装の研磨バフがとても大変なので接着剤の量にも注意します。
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オリジナルのナットを慎重に外して、交換します。
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無漂白牛骨で加工しました。
スロッテッドヘッドの場合はナットの加工方法も少し変化します。
s-fIMG_0302.jpg

ペグの摺動部にグリスを添加して動きを良くしておきます。
s-fIMG_0303.jpg

ブリッジ周辺の塗装タッチアップ後にブリッジを再接着します。
s-fIMG_0305.jpg

膠でしっかりと接着できました。
s-fIMG_0306.jpg

そのままの状態ですと弦高が高めになってしまうため、
ロングサドルの上面を削って弦高を調整し
弦穴にもスロットを追加して、
サドル上で弦に適度なテンションが掛かるように調整しました。
s-fIMG_0320.jpg

とても弾きやすい状態に調整できました!
12フレットジョイントのとても太い音がします!
s-fIMG_0309.jpg

ギターを受け取られたオーナー Iさまよりあたたかいメールをいただきましたので
掲載させていただきます。


竹下様
I です。お世話になります。

このたびの修理ご対応、ありがとうございました。
家に持ち帰り、久しぶりに爪弾いてみましたが、とてもよい感じです。
古い弦のままで弾いてみると、却って本体の鳴りがよくわかるように思えました。

サドル加工により弦高が低くなり、全体的に押弦し易くなりました。
本格的にはネックリセットが望ましいのでしょうが、この選択でよかったと思っております。
バインディング剥がれ、ブリッジ周りのタッチアップ、ペグ周りなどきれいな仕上がりで満足しています。
だいぶ放置してしまっていたギターですが、これを機にもっとマメに触ろうと思います。

竹下楽器の工房の場所が
東海楽器のCat’s Eyes(CE-800Tという000-28レプリカモデルを所有してます)製作にも
関わった場所ということで、これもご縁かなと思っております。

また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。



この度はご用命、誠にありがとうございました!
ぜひまたお声かけて下さい!



ギターの修理・調整のご依頼、お待ちしております
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竹下 泰弘
竹下楽器
〒435-0028 静岡県浜松市南区飯田町333
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